2025年6月22日

歯が抜けた状態を放置すると?
歯が一本抜けた状態を長い間放置すると両隣の歯が抜けた方へ傾いていき倒れていきます、
また対合の歯も噛み合う歯がないので力のバランスが悪くなり徐々に失った歯の方へ伸び出てきます。
最終的には顎の骨も吸収されていきなくなっていきます、
そうなると食べ物をちゃんと噛めないことで消化不良も起こしやすくなります。
歯が抜け落ちてしまったらその時は問題ないからと放置せず抜けたところを補う処置をお勧めします。
処置としては人工歯根を埋め込むインプラント、
両端にある歯を使って橋渡しのようにして歯を入れるブリッジ、取り外してつ使用する部分入れ歯のどれかから選んでいただくことになります。
どれがご自身にあっているかは歯やお口の状態、またお体の状態を考慮して選んでいだだくことになります。
ブリッジ、入れ歯、インプラントのメリット、デメリットについて
ブリッジとは抜け落ちた歯の両隣の歯を使用して端かけの差し歯にする治療です。
メリットとしては保険適応なので費用が比較的安く、取り外しがないので煩わしさが少なく、入れ歯より硬いものが噛めるなでどす。
デメリットは天然歯を削る量が多いこと、
2本の歯で3本分の咬合圧を支えることになるので隣接する歯に負担がかかり寿命が短くなってきてしまうことなどです。
また基本的には銀歯になります。
入れ歯は抜け落ちた歯の部分に取り外しの金具をつけて補う装置です。
メリットとしては費用が安く、治療期間が短くできる、歯を削る量を少なくできるなどです。
デメリットは隣接歯に金具を引っ掛けて使用するので異物感が大きく取り外しが煩わしいという点です、また毎回取り外しをするので管理が大変で歯への負担も少なくはありません、また時間とともに顎の骨が吸収されるとこがあります。
インプラントは抜け落ちた歯と同部位に人工の歯根を骨に埋入する治療です。
メリットとしては天然歯と同じ咀嚼力で噛むことができ見た目や異物感もほとんどご自身の歯と同じように使用できます。
また隣接する歯を削ることもなくダメージも少ないです。
しかしデメリットとしては治療期間が3〜6ヶ月と長くかかります。そのほかそ保険診療外になるので費用が高くなってしまいます。
ですが長期的に見てインプラントは一度の骨と結合するとメンテナンスさえしていれば半永久的に機能することができます!
どの治療も一長一短ありますがどれがご自身に合うか一度ご相談下さい。