妊娠中の治療について|城陽市富野荘駅の歯医者・歯科|小林歯科医院

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妊娠中の治療について

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2025年10月12日

妊娠中の治療について

妊娠中に歯医者にいっていいのか?治療をしても大丈夫なのかと言ったお悩みがある方も多いと思います。

本日は妊娠中に起こりやすいお口と歯のトラブルについて少しお話ししたいと思います。

妊娠をするとお口の環境が変化して虫歯や歯肉炎、口臭や口内炎が起きやすくなります。

これは妊娠するとホルモンバランスが変化したりする影響で歯茎が腫れやすくなり唾液の量や質が変化してネバネバするようになり自浄作用が低下して細菌が歯にこびりつきやすくなります。

また、つわりやムカムカなどで歯磨きをする気力がなくなったり、しっかりと奥の方まで歯ブラシを入れることが出来ずに不衛生になりますく、逆にストレスや食べづわりで間食のペースが増えてしまいそうなるとお口の中が酸性に傾いてしまうので虫歯や歯肉炎のリスクが上がります。

これまで特にお口のトラブルがなかった患者さんも妊娠により口腔内の環境が悪くなることもあります。

磨きにくい親知らずがよりふ環境が不衛生になることで親知らずの周囲が腫れてくる智歯周囲炎になってしまう妊婦さんも少なくはありません。

できるだけ食後に歯を磨くことを頑張ってやってもらうそれだけでこれらのトラブルを回避するとこができます!

まず基本は毎食後に歯を磨くことが重要になってきます。

ただし、妊婦さんの場合はつわりで歯ブラシを入れれないこともあると思います。

その場合は無理して磨くのではなく体調がいい比較的いい瞬間や今なら大丈夫かもというときにこまめに磨くようにしてもらってつわりや体調が治ってきたら毎食後に磨く方にも少しずつ戻してもらえれば大丈夫です!

ただし、寝る前の歯磨きはできるだけしっかりと磨いてから寝るようにして下さい、寝ている間はお口が乾燥しやすいので細菌の数が増えやすいです。

体調がどうしてもよくなくて歯磨きができない場合は洗口液をオススメします、洗口液には殺菌効果のあるものや歯肉炎を抑えてくれるよものがあるのでうまく利用して下さい。

またアルコールタイプのものは刺激が強いので低刺激のノンアルコールタイプがオススメです!

次に歯医者さんでの治療ですが、

妊娠初期(1〜4ヶ月)は流産の恐れなど危険な時期ですので緊急時以外は歯科治療は避けた方がいいでしょう。

妊娠中期(5〜7ヶ月)は比較的安定期に入りますので歯科治療を受けることはできますが、外科的な治療などはできるだけ避け、歯科検診や、衛生指導などにとどめとくほうがいいでしょう。

妊娠後期(8〜10ヶ月)お腹大きくなり、あおむけの姿勢がつらくお腹が圧迫されると気分が悪くなることが多いため出来るだけ治療は避けます。

出来るだけ体調が安定している妊娠中期に受診することをオススメします。

妊娠中に歯医者さんに行く場合は妊娠中であることを伝えて妊婦さんが使っても大丈夫なお薬や治療をしてもらいましょう。

最後に、、、妊娠中や産後はお子さんのことで忙しく自分のことを後回しにしてしまいがちです。なかなか歯医者にさんに行く機会も取れなくなります、この機会に今まで定期検診に通っていなかった妊婦さんもぜひ受診してみて気軽にご相談ください!

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