2025年9月28日


お歯磨きをしている時舌が黄色かったり白っぽくなってることはありませんか?
これは舌苔といいベロの汚れが溜まっているためにそのような色になっています。また舌苔は口臭の原因の一つだとも言えます。
本日は舌の汚れやケアについてお話ししたいと思います。
舌苔(ぜったい)とは?
舌苔は舌の表面につく白や黄色の苔のようなもので、これは舌の表面にある凸凹とした舌乳頭というものの間に食べカスやお口の細菌などが溜まっていくことで形成されます。
舌苔が形成される原因としては次のようなものが当てはまります。
口腔内のケア不足
歯磨きの磨き残しや、舌の清掃が不十分だと舌苔が溜まっていき厚くなりやすいです。
口呼吸
口呼吸は口腔内の乾燥を引き起こし唾液の量が減少することで細菌が繁殖しやすくなりまた自浄作用も減少することでせ舌苔が厚くなりすいです。
舌の表面の角質化
表面が角質化すしていくとけ凸凹の溝が深くなりより汚れが溜まりやすくし清掃しにくくなります。
唾液の分泌の低下
唾液には汚れを洗い流す効果があるため高齢などで唾液の分泌量が減ると舌苔が蓄積しやすくなります。
体調不良
体調不良でも舌苔は形成され、ホルモンバランスの乱れや、胃腸機能の低下、疲労や病気によっても免疫力が低下してお口の中の細菌が増加することがあります、またストレスは唾液の分泌を減らすためさらにへぞ舌苔の蓄積を促します。
舌苔を放置しておくと細菌の温床となり口臭の原因になります、また舌苔が厚くなると味覚を感じる味蕾が覆い隠され味覚障害が生じてしまいます。
高齢の方だと舌苔の細菌から誤嚥性肺炎のリスクが高まることもあります。
このように舌苔は歯磨きと同じく取り除くことが大切になってきます。
舌苔を取り除く方法!
最も効果的なのは舌ブラシや柔らかめの歯ブラシを使い奥の方から手前へかき出すようにして動かしましょう、強い力で擦ると舌が傷つく場合があるため少し軽めの力でこするのがコツとなります、1日1回を目安に行うことをオススメします。
専用のジェルを使って磨くのも効果的ですしまた口腔内を保湿することもできます。
歯ブラシや舌ブラシを上手く持てない場合はガーゼを指に巻き付けて使用する方法もあり、ご高齢の方には効果的なだと思います。
いかがでしょうか?歯磨きはしてても、なかなか舌のお掃除までできていなかったと言う方はこの機会にぜひ舌のお掃除も習慣化してもらって舌苔の予防をしていただくことをオススメします。
またわからないことなあれば気軽におご相談下さい。